男子400M 佐藤拳太郎、佐藤風雅、中島佑気ジョセフが準決勝進出!佐藤拳は32年ぶり日本記録
「陸上・世界選手権」(20日、ブダペスト)
男子400メートル予選が行われ、日本男子主将の佐藤拳太郎(富士通)が44秒77の日本新記録で1組2着となり、準決勝進出を決めた。男女を通じてトラックの五輪種目では最古の日本記録となる高野進の44秒78を32年ぶりに塗り替える快挙。佐藤風雅(ミズノ)が44秒97で日本歴代3位の自己ベストで4組2着、中島佑気ジョセフ(東洋大)は44秒15の5組3着で、ともに準決勝に進出した。
佐藤拳は「予選から積極的にいくしかなかった。しっかりと最後まで捉えてできました。まだ目標の1つというか、日本記録は絶対に出さなければいけないと思っていた。準決勝も上げてしっかりと決勝に進出できるようにしたい」と話した。
佐藤風は「300メートルまでいい展開で走って、タイムを狙えるとイメージした。最後崩れなければ1位通過も可能だったのかな」と手応え。「さらにベストを更新して、高野先生以来の決勝を目指して頑張りたい」と意気込んだ。