東京五輪銅の都筑有夢路はパリ五輪消滅 勝てば五輪に近づく大一番で悔し敗退 男女代表出そろう サーフィンWG

 「サーフィン・ワールドゲームズ」(1日、プエルトリコ)

 今夏のパリ五輪最終予選を兼ねて行われ、女子の敗者復活6回戦は東京五輪銅メダルの都筑有夢路(木下グループ)が合計8・10点の4位で敗退し、2大会連続の五輪出場が消滅した。

 勝てば五輪出場に大きく近づく大一番。白のゼッケンを着用して登場した都筑は、4・10点と4・00点の波乗りを並べたが、順位を上げられずに終戦となった。五輪最終選考となる今大会では、女子は五輪切符獲得に上位8位以内(既に五輪切符を獲得している選手などは除く)に入る必要があったが、その条件を満たすことができなかった。

 今大会、男子は東京五輪銀メダリストで22年大会優勝の五十嵐カノア(木下グループ)、稲葉玲王、オレアリー・コナー、女子は松田詩野(TOKIOインカラミ)、前田マヒナが出場していたが1日までに全員が敗退。都筑も敗退が決まったことで日本勢の戦いが終わった。

 パリ五輪代表も男子3人、女子1人で出そろった。代表選考では五十嵐、稲葉、松田が今大会までに五輪切符を獲得しており、コナーも事実上の内定を得ていた。ともに東京五輪代表の都筑と前田は最終選考会となる今大会でラストチャンスに駆けていたが、無念の敗退となり、2大会連続の五輪出場の夢が途絶えた。

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