カーリング フォルティウスがリトアニアに圧勝し2勝2敗に サードの小野寺「少しずつ合ってきた」と手応え 第7エンドに大量4得点
「カーリング・女子世界選手権」(17日、議政府)
来年のミラノ・コルティナ五輪の出場枠をかけた大会の1次リーグが行われ、世界ランキング5位で日本代表のフォルティウスは、同20位のリトアニアと対戦。10-3で勝ち、対戦成績を2勝2敗とした。
フォルティウスは1-1で迎えた第3エンドで3得点。第5エンドを終えて6-2とリードを広げた。第7エンドで大量4得点し、相手がコンシードした。
第3エンドの3得点につながる難しいショットを決めたサードの小野寺佳歩は「序盤は相手のいいショットを決めてクロスゲームになったが、複数点を取るべきところはしっかり取れて、ゲームの流れはすごくよかったかなと思う」と振り返った。前日は格下の中国に敗戦。「ソフトウエートの少しの違いで結果が結構変わってくるアイスだなとチームで話し合った。そのへんのコントロールをしっかりチームで合わせていこうという形できょうは臨み、少しずつ合ってきた感じはある」と反省を生かした。
日本は午後に世界ランキング1位のスイスと対戦する。
1次リーグは出場13カ国が総当たりで争い、上位6チームが突破。決勝は23日に行われる。
2年間の成績に応じた獲得ポイントでミラノ・コルティナ五輪の出場枠獲得がかかる世界選手権。SC軽井沢クが出場した昨年大会は11位に沈んでおり、今大会で五輪切符を得るには、表彰台に迫る上位が必要となる。