女子駅伝で選手骨折、地面をはって流血しながら中継所へ…衝撃シーンに賛否両論
女子駅伝の「プリンセス駅伝」でアクシデント発生。第2区の選手がレース中に骨折、中継所までの約250メートルを両手、両膝ではって流血しながらタスキをつなぎ、痛々しい姿に賛否両論が巻き起こっています。
公開日:2018.10.22
国際政治学者の三浦瑠麗氏が28日、コメンテーターを務めるフジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、21日に行われた全日本実業団対抗女子駅伝・予選会で故障で走れなくなった岩谷産業・飯田怜選手が四つんばいで膝から血を流しながらタスキをつなぎ、物議を醸したことに対して、私見を述べた。
三浦瑠麗氏、四つんばいタスキ賛否両論に私見「日本社会は感動を強要してくる」
この出来事に対して、コメンテーターとして出演した俳優の武田鉄矢は「私は感動しますね。あとから理屈を付けても仕方ない。この人たちは理屈の向こう側で生きている。私たちは目撃するしかない」と飯田選手の行動に胸を熱くした。
三浦瑠麗氏、四つんばいタスキ賛否両論に私見「日本社会は感動を強要してくる」
ダウンタウンの松本人志は「これって誰もができることじゃない。これできる人って多分、ホント一握りの人。これできる人たちだけが集まって賛否を言う分には、いいと思うんですけど、できもしない人がこれがどうだらって言うのは、次元のもんじゃないような気がしませんか」
三浦瑠麗氏、四つんばいタスキ賛否両論に私見「日本社会は感動を強要してくる」
この意見を静かに聞いていた三浦氏は、高校時代に陸上部に所属し、長距離を走り、駅伝の経験もあることを明かすと、「自分で個人競技ならば棄権できるが、タスキをつなぐまではものすごい重圧がある」と経験者目線から“タスキの重さ”を説明。
三浦瑠麗氏、四つんばいタスキ賛否両論に私見「日本社会は感動を強要してくる」
「監督がこれは美談じゃないと言ってくれている訳だから、監督の指示が伝わらなかったことを問題にすべき。次に事故が起きた時に選手が自己判断で(選手生命を脅かすような)危険な行為をするかもしれない」
三浦瑠麗氏、四つんばいタスキ賛否両論に私見「日本社会は感動を強要してくる」
「私は日本の精神主義は好きではない。感動を強要してくるんですよ、日本社会って。合理性で見れば、再起不能になるのではとハラハラとして見るべきなのに、“頑張っています”と見るのは…」
三浦瑠麗氏、四つんばいタスキ賛否両論に私見「日本社会は感動を強要してくる」
高須クリニックの高須克弥院長が22日、ツイッターを更新し、女子駅伝で岩谷産業の飯田怜が両手、両膝をついて約200メートルをはう状態でタスキをつないだことに「僕なら選手の闘志を尊重してドクターストップはしない」と持論をつぶやいた。
高須院長、はってタスキの駅伝選手「僕なら闘志尊重、ドクターストップはしない」
飯田は右脛骨を骨折し全治2~3カ月の重症だったが、高須院長は「脛骨の疲労性骨折なら選手の意思ではってリレーの目標を目指すのは悪くない」とつぶやいた。
高須院長、はってタスキの駅伝選手「僕なら闘志尊重、ドクターストップはしない」