女子マラソン界の“ラスト・シンデレラ”一山麻緒が東京五輪最後の1枠ゲット

名古屋ウィメンズマラソンで、22歳の一山麻緒が日本人国内最高タイムで初優勝、残り1枠だった東京五輪の女子日本代表に決定しました。初マラソンからずか1年、さっそうと現われた新星のシンデレラ・ストーリー。

公開日:2020.3.9

そして運命の名古屋…ニューヒロイン誕生

マラソン、一山「最大限生かす」名古屋ウィメンズの選手が会見

 東京五輪マラソン女子代表の残り1枠を決める最終選考会、名古屋ウィメンズマラソン(8日・ナゴヤドーム発着)の招待選手が6日、名古屋市内で記者会見

マラソン、一山「最大限生かす」名古屋ウィメンズの選手が会見

 期待の22歳、一山麻緒(ワコール)は「しっかり練習は積めてきているので、今までやってきたことを最大限に生かしたい」と意気込んだ。

マラソン、一山「最大限生かす」名古屋ウィメンズの選手が会見

 1月の選考会、大阪国際女子マラソンで松田瑞生(ダイハツ)が出した2時間21分47秒を切り、日本人最上位になるのが条件。

マラソン、一山「最大限生かす」名古屋ウィメンズの選手が会見
一山麻緒が30キロ過ぎに飛び出す 代表条件タイム破るペース

 「名古屋ウィメンズマラソン」(8日、ナゴヤドーム発着)
 東京五輪女子マラソン代表の残り1枠を決めるレースで、一山麻緒(ワコール)が30キロ過ぎの給水をきっかけに先頭で飛び出した。

一山麻緒が30キロ過ぎに飛び出す 代表条件タイム破るペース

 ペースメーカーが30キロ地点でレースを離れ、勝負どころとなるポイントで一山が動いた。スピードを上げて、海外選手も振り切ると速報タイムで1キロ3分14秒のラップを重ねて、単独トップに立った。

一山麻緒が30キロ過ぎに飛び出す 代表条件タイム破るペース
2019年3月9日デイリースポーツ終面

 「名古屋ウィメンズマラソン」(8日、ナゴヤドーム発着)
 東京五輪の女子日本代表残り1枠をかけた最終選考会で、一山麻緒(22)=ワコール=が日本歴代4位の2時間20分29秒で初優勝し、1月の大阪国際で松田瑞生(24)=ダイハツ=がマークした2時間21分47秒を切って東京五輪の代表に決まった。

一山麻緒が国内最高V!涙の逆転五輪「夢見たい」 難条件も驚異のペースで野口超え

新着のまとめ

もっと見る

主要ニュース

リアルタイムランキング

まとめ記事ランキング