正代が大関昇進!本名のまま活躍した力土ってどれくらいいるの?
大相撲の正代が秋場所で優勝し大関に昇進した。今後も本名でとり続けると表明した。本名力士はしこ名でも違和感ない“珍名”さんが多いようだ。これまで本名のまま番付を駆け上がっていった力士を挙げてみよう。
公開日:2020.10.20
石浦将勝(いしうら・まさかつ=本名同じ)1990年1月10日、鳥取市出身。鳥取城北高相撲部の石浦外喜義監督の長男で、幼い頃から相撲に親しむ。同高3年時に世界ジュニア選手権の軽量級で優勝。日大を経て宮城野部屋に入門。13年初場所初土俵。15年春場所新十両。得意は右四つ、投げ。趣味はキャッチボール。ニックネームはマサちゃん、坊ちゃん。173センチ、114キロ。宮城野部屋。
垣添(かきぞえ)
垣添徹(かきぞえ・とおる=本名同じ)1978年8月12日生まれ。大分県宇佐市出身。宇佐産業科学高から日体大へ進学。大学4年生時に学生横綱。武蔵川部屋に入門し01年秋場所、幕下15枚目格で初土俵(ケガのため休場)。03年春場所新十両。03年秋場所新入幕。右ひざ半月板を断裂し2010年初場所から7場所連続の負け越し、幕下転落も経験した。12年夏場所で引退。技能賞1回。最高位は小結。身長177センチ、体重139キロ。
出島(でじま)
出島武春(でじま・たけはる=本名同じ) 1974年3月21日生まれ。石川県金沢市出身。金沢市立工業時代は高校横綱を含めて7冠。中大を経て武蔵川部屋へ。96年春に幕下付け出しでデビュー。“出る出る出島”と評された押し相撲を武器に99年名古屋場所で初優勝&大関昇進。01年秋場所、大関から陥落。再び戻ることはできなかった。優勝1回、大関在位12場所。09年名古屋場所で引退。180センチ、160キロ。