「勇気や希望」だけじゃなく「密」も発生…開催してよかったの!?東京五輪の光と影
一年延期、さまざまな制約の中で行われた東京五輪が閉幕。運営側は「勇気」や「希望」を与えたと成果を強調する一方、恐れていた「密」の発生や医療への負担も増えることに。国際的祭典の光と影。
公開日:2021.8.9
東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長(78)が五輪閉幕から一夜明けた9日、都内で報道陣の取材に応じた。
組織委・武藤事務総長「やればできる」「人々にも勇気」 コロナ禍五輪閉幕に感慨
「本当に感激した。世論も開催してよかったという意見が増えてきたと理解している」
組織委・武藤事務総長「やればできる」「人々にも勇気」 コロナ禍五輪閉幕に感慨
「やればできる。コロナ対策を講じながら開催したことの意義。人々にも勇気を与えたと思う」
組織委・武藤事務総長「やればできる」「人々にも勇気」 コロナ禍五輪閉幕に感慨
問題も多く…選手への中傷や恐れていた「密」も発生
日本テレビ「ミヤネ屋」、TBS「ひるおび」など多数のテレビに出演している宇都宮市「インターパーク 倉持呼吸器内科」の倉持仁院長が7日、ツイッターを連続投稿。
倉持医師 電話「一日中鳴り止まずおかしくなりそう」五輪開催は「正直狂ってる」
「基礎疾患のない20歳の方でも肺炎になり、入院できないでいる。歩くのも壁につかまり精一杯で食事も取れない。このような方が入院なかなかできないのに、オリンピックをやっているのは正直狂っていると思ってしまいます」
倉持医師 電話「一日中鳴り止まずおかしくなりそう」五輪開催は「正直狂ってる」
「入院率9.9% 数日前まで13%だったのに、今は戦後最大の日本の危機なのに、オリンピックで正しい情報が伝わらず、知らない人々が次々感染し、大変なことになる。政治による日本最大の人災」
倉持医師 電話「一日中鳴り止まずおかしくなりそう」五輪開催は「正直狂ってる」
「さらに人流を減らすことができるように一層取り組んでいきたいといいながら、パラリンピック有観客をやろうとしている。もうだめだ。現実を正しくみる力がない。リスク評価が微塵もできない。国民の為に働かない内閣。むしろ国民の命を危険に晒している。いる意味がない」
倉持医師 電話「一日中鳴り止まずおかしくなりそう」五輪開催は「正直狂ってる」