お笑いコンビ・サンドウィッチマンが１９日、都内のＮＨＫ放送センターで、４月からレギュラー化される「サンドのお風呂いただきます」（４月３日スタート、総合・水曜、後８時１５分）の取材会に出席した。これまでは特別番組で放送され、全国の温泉地を訪れ、各家庭のお風呂に入らせてもらいエピソードを聞く、という番組だが伊達みきおは「狙うは鶴瓶さんの『家族に乾杯』」と家族揃って見られる番組を目指すと意気込んだ。

　各家庭にあるこだわりのお風呂に入れさせてもらうことを目指す番組で、これまでは単発特番で神奈川県の湯河原町や、箱根温泉を取り上げてきたが、晴れて４月からのレギュラー化が決まった。知らせを聞いた伊達は「あの風呂入るやつですかってマネジャーに何回も確認しましたね」と驚きを隠せなかったいう。

　ロケ１回につき「４０分ぐらい（風呂に）つかっている」といい、「１日４回ぐらい風呂入るってなるとめちゃくちゃしんどくなるんですよね。（指などが）ふやけてくるわけです。そのまま次のお宅に行くみたいな感じで」という苦労も。ただ、周囲からは「すごくほっとするね」と言われるといい、「狙うは鶴瓶さんの『家族に乾杯』。ああいうポジションというか。ああいうほっとするような家族全員で見られるような番組になっていければいいなと思いますね」と目標を語った。「鶴瓶の家族に乾杯」は毎週、魅力ある家族に出会うため、各地を巡るホームバラエティーで、人との出会いの素晴らしさを感じさせる内容になっている。

　伊達は「（この番組には）メッセージ性は一切ないんですけど」と自虐的にボケつつ、「今シャワーだけですまそうという方もいる中で肩までつかる日本人の文化というか。やっぱり、気持ちいいですよね」とお風呂の良さを熱弁。相方の富澤たけしも「そういうもの（特徴のあるお風呂）をつくった理由が家庭それぞれであるので。そこもぜひ見てもらいたいですし。あと外国人の方にも見てもらって、日本のね、お風呂につかる文化を知ってほしいなと思います」とＰＲした。