舌がんの手術を受けたことを公表したタレントの堀ちえみが２６日、ブログを更新し、退院したことを報告した。堀は２月２２日に、舌がんの手術を受け、その後はリハビリに励んでいた。

　堀はブログで「綺麗に咲き誇る病院の桜の花に見送られる気分で退院いたしました」と報告。ブログ読者やファン、仕事関係者、友人、家族へ「本当にありがとうございました」とお礼をつづり「先生方を始めとする医療関係者の皆様にも感謝の気持ちでいっぱいです」と記した。

　「ほんの一カ月前は、自分の命がどうなってしまうのかと、とても不安な状況でした」と、手術前の心境を振り返り「それが今、こんなに元気になりあんなに痛かった腫瘍も全部なくなりました」と感動。「生まれ変わった…そんな気持ちです」と、正直につづった。

　改めて今回の手術では「癌はすべて取りきれた」とし、今後は経過観察のため、定期的に通院するという。舌の一部を切除したことから「言語がおぼつかない状況」のためリハビリは続くというが「普通に会話出来る様に頑張りたいと思っています」と前向きだ。

　退院し、娘とスーパーへ買い物に行ったといい、「そんな何気ない当たり前の日常を、当たり前に過ごせる事、それが一番の幸せなんだと心から思いました」としみじみ実感。「これからは生きている事に感謝をして、これからの人生を大切に過ごしていきたいとそう思って居ります」と締めくくっていた。