菅直人氏 「他国の責任追及よりも国際協調を」…コロナ対策に呼びかける

 元首相の菅直人氏が18日にツイッターに投稿。新型コロナウイルス感染拡大が続く状況に、「他国の責任を追及する声もありますが国際協調を」と訴えた。

 菅氏はツイッターのタイトルを「コロナ危機を災い転じて福とできるか」とし、「歴史学者のハラリ氏や磯田道史氏から、このコロナ危機が一段落した後の世界がどういう道をたどるか、問題提起がされています」と世界的ベストセラー「サピエンス全史」の著者ユヴァル・ノア・ハラリ氏らの名前を引用。

 「歴史上一度に大勢の人間が死んだのは戦争以上に感染症です」と現在の危機について記し、「人間は戦争を繰り返してきました。核兵器の出現で大規模な核戦争が起これば人類の大半が死亡することが誰の目にも明らかになりました。広島、長崎の被爆から75年、核戦争が起きなかったのは核戦争による人類の滅亡という恐怖を人類が共有したからです」と人類が価値観を共有できたとつづった。

 最後に菅氏は「コロナに対して他国の責任を追及する声もありますが、コロナ撲滅には国際協調以外に方策はありません」とウイルスに対しても同様に国際協調をと訴えた。

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