橋下徹氏あきれる 兵庫県知事の「俺は知事だぞ!」否定に「かなり無茶なことしてる」「本質的におかしい」点を指摘
元大阪府知事の橋下徹氏が5日、日本テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。パワハラ疑惑が問われている斎藤元彦兵庫県知事について「かなり無茶なことをやっているな」と語った。
百条委員会にもとづく県職員へのアンケートで、斎藤知事が出張滞在先で事前予約が必要な夕食を当日になって「ホテルで取りたい」と言い出し無理矢理、夕食を準備させたなどの事例などがあり、その際に「オレは知事やぞ!」と怒鳴ったと目撃や伝聞が上がっている。
これらに関しては斎藤知事は「激怒したというのはないと記憶している。当日のお願いだったので、枠がどれだけあるか確認する中で、しっかり調整してもらうように、お願いした」と「知事だぞ」については否定している。
橋下氏は「斎藤さんは『知事だぞ』と怒鳴っていないと、いろいろ言うんですけど、本質的なところがすごいおかしいなと思うのは、予約困難なレストラン?枠があるのかどうなのか、調整して、って優しく言ったというんですけど、予約困難だったら、調整してなんて依頼しません。無理なものは無理なんだから」と苦笑。「斎藤さんは結構、無茶なことを言っていて、そこで『オレは知事だぞ』って怒鳴ったかどうかは別としても、かなり無茶なことをしているなと」と批判した。
その上で「斎藤さんもひどいけど、永田町の国会議員が官僚に要求していることはもっとひどい」と問題の根源を指摘した。