「オールナイトフジコ」最終回にまさかの大物俳優 4日前に出演オファー、台本10行「ふざけんな!」 初回放送には港前社長も出演
俳優の生瀬勝久が21日深夜、この日最終回を迎えたフジテレビ系「オールナイトフジコ」に特別ゲストとしてサプライズで出演した。
番組前半は、生ドラマ「佐久間宣行は二度死んだ」を放送。レギュラー出演する元テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏が殺人事件の被害者となり、現役女子大生「フジコーズ」のメンバーが“捜査”する内容で、生瀬は刑事役として番組に初登場した。
その後、スタジオでドラマが続けられ、最後に生瀬が犯人を逮捕して終了。佐久間氏から「特別ゲストで出ていただいた、生瀬勝久さん」と改めて紹介されると、生瀬は「4日前ですよ!『出ていただきたい』と。佐久間さんとは3年前に食事した仲ですから。それ以来ですよ!」といきなりぼやいた。
「で、台本、10行ぐらいしかないんですよ。(本番の)3時間前に入って、ディレクターの島田さんに『すいません、おもしろくしてください』って。ふざんけんな!『どうおもしろくするの?』『それはアドリブで』って言われて、ほんと困りましたよ」と苦笑いだった。
それでも番組最終回での出演とあって、「ほんとに外様ですよ。2年間やられてきて、全くの部外者が来て、本当に申し訳ございません」と恐縮していた。
同番組は、往年の伝説的深夜番組「オールナイトフジ」(関東ローカル、1983~91年)の令和版との位置付けで、港浩一前社長の肝いりで2023年4月にスタート。久間氏、オズワルド・伊藤俊介、さらば青春の光・森田哲矢のメーンMCのほか、「フジコガールズ」と呼ばれる現役女子大生が出演。初回放送には、港氏をはじめ、大多亮専務(当時)もスタジオに姿を見せていた。
開始当初は2時間の生放送だったが、24年4月から1時間に変更。今年3月8日の放送で21日の放送で終了することが発表された。
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