アフレック、ディカプリオと共同製作へ
ベン・アフレックが新作『リブ・バイ・ナイト』の監督を務めることになった。ポリティカル・スリラー作『アルゴ』では本年度のアカデミー賞で作品賞を含む2冠に輝いたベンが、デニス・ルヘインの小説『夜に生きる』の映画化となる本作で脚本、監督、出演の3役に臨む予定だとデッドラインが報じている。
レオナルド・ディカプリオが自身の製作会社アピアン・ウェイ・プロダクションズを通じてプロデュースを務める方向で、当初ワーナー・ブラザースが2012年4月に原作の映画化権を所得していたが、現在ではベンがマット・デイモンと経営するパール・ストリート社とアピアンが共同で製作することになったようだ。
本作は、警察官の息子であるにも関わらず犯罪の世界に染まっていってしまう主人公のジョー・コフリンが、「(フロリダ州)タンパからキューバへの旅路、様々な女性やごろつきなどと遭遇する復讐と償いの物語」となっている。
2007年にデニスの同名著作『愛しき者はすべて去りゆく』を基に映画化した『ゴーン・ベイビー・ゴーン』で監督デビューを飾ったベンにとって、今回の新作はルヘイン作品映画化第2弾となる。
同クライム・スリラー作は8日(水)からすでにボストンで製作準備に入っていて、8月から9月にかけてクランクイン予定だ。そんなベンはスティーヴン・キング作品の映画化となる『ザ・スタンド』、そして2007年公開作『唇を閉ざせ』のリメイク版でもメガホンを取るのではないかと噂されている。
(BANG Media International)