ジェラルドが「ハートブルー」から降板

 ジェラルド・バトラーが『ハートブルー』のリメイク作品から降板した。1991年公開のサーファーの強盗映画のリメイク作で、パトリック・スウェイジが演じた重要な役どころであるボーディに扮して参加する予定だったジェラルドが、スケジュールの都合と詳細が明らかになっていない「製作上での意見の相違」が原因で降板を決めたという。ジェラルドは今秋にもロンドンで撮影開始される予定の『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編への出演を決めているため、来月から数ヶ月に渡って世界中の様々な場所で撮影される予定の『ハートブルー』には参加できないようだ。

 エリクソン・コア監督とプロデューサー陣は来月からの撮影は予定通り開始されるため、現在ジェラルドの後任探しに追われているとハリウッド・リポーターは報じている。

 同作には前作でキアヌ・リーヴスが演じたボーディの犯罪を暴こうとするジョニー・ユタ役にルーク・ブレイシー、そしてその相棒であるアンジェロ・パパス役にレイ・ウィンストンの出演が決定している。

 『ソルト』や『トータル・リコール』を手掛けたカート・ウィマーがブロデリック・ジョンソンと共に脚本すでに完成させている本作では、ウィマーのほかアンドリュー・コソーヴ、ジョン・バルデッチ、クリス・テイラーらがプロデュースを務める予定だ。また、リメイク版の『ハートブルー』では舞台をオリジナル版のサーフィンからエクストリームスポーツの世界に置き換えて描くようだ。

 (BANG Media International)

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