ラナ・デル・レイが「００７」最新作のテーマソングを歌う話し合いをしているようだ。同作のプロデューサー陣はシリーズ最新作に向けてラナをテーマソングに起用することを検討していると言われているが、ラナはイギリス人歌手サム・スミスとの厳しい争いに直面することになる。ある関係者はザ・サン紙に「プロデューサー陣は前作でのアデルの『スカイフォール』の成功に劣らない力強いボーカルと最高の楽曲が必要になることは分かっています」「サムが有力のようですが、ラナが強力な対抗馬になることは間違いないでしょう」と話している。

　ラナは『華麗なるギャツビー』のサウンドトラックのために書いた『ヤング・アンド・ビューティフル』でヒットを飛ばしていることから、かなり信頼もおける存在であることは間違いなさそうだ。いずれにせよ、２０１２年公開のシリーズ前作『００７　スカイフォール』ではアデルが５０年に渡る同シリーズに初のアカデミー賞歌曲賞受賞をもたらしており、シリーズ最高の売上を誇っているため、それに続く作品としてかなりのプレッシャーがかかりそうだ。

　「００７」シリーズからは他に『００７　死ぬのは奴らだ』からポール・マッカートニーによる同名曲がアカデミー賞にノミネートされたことがある。

　そんなテーマソングにも期待がかかる「００７」シリーズ２４作目は来年の公開が予定されている。

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）