フランク・シナトラJr.が72歳で死去した。伝説のジャズ・ポピュラー歌手故フランク・シナトラの息子シナトラJr.が心臓発作を起こし、フロリダ州デイトナビーチの病院で息を引き取った。１６日夜にピーボディ・オーディトリアムで父の楽曲を歌うコンサートが予定されていたが、体調を崩して中止となっていた。家族はジュニアが心不全により亡くなったことを認めている。

　父フランクが1998年に心臓発作で死去するまで、シナトラJr.は父の音楽監督や指揮者なども務め、その後は歌手としての父と同じ歌手の道を歩んでいた。

　シナトラJr.は以前news-journalonline.comに「60年代初期を経験した私の世代で流行してた音楽は、今では他のタイプのものへと変わってしまいました。現代の家電店で私はアンティークを売ろうとしていたのです」と話していた。

　また、シナトラJr.は1963年、19歳のときに24万ドル（約2700万円）の身代金を求められたタホ湖で誘拐された事件に巻き込まれていた。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）