ロン・ハワード監督、「ヒルビリー・エレジー」監督兼プロデュースへ

 ロン・ハワードが「ヒルビリー・エレジー」の監督兼プロデューサーを務めることが決定した。2016年発刊J.D.ヴァンス著作のベストセラー回顧録「ヒルビリー・エレジー」を基にした、現代の経済を描いた映画化作品でハワードは監督とプロデューサーを務める。

 同書籍はケンタッキー州で生まれ、産業の空洞化によって経済、人口が衰退し荒廃したエリアであるラストベルトで育ったヴァンスの人生を綴った作品だ。

 ヴァラエティ誌は「ヒルビリー・エレジー」について「アメリカの白人労働階級の人々の薬物依存、社会や経済的課題に対する日々の苦悩」が描かれていると説明している。

 ヴァンスは祖母のおかげで、教育によってその貧困から最終的に抜け出すことができている。

 イマジン・エンターテイメントが同作品の映画版権を獲得し、ハワードともに同社のエリカ・ハギンス、ブライアン・グレイザーがプロデューサーを務める。

 現在のところまだ脚本家や出演陣、公開予定日は決まっていない。

 ハワードは2016年作ドキュメンタリー映画「ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK」、トム・ハンクス主演「インフェルノ」の監督を務め、2001年作「ビューティフル・マインド」ではアカデミー賞監督賞を受賞した経歴を持っている。

(BANG Media International)

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