Ｒ．ケリー（５２）が度重なるセクハラ行為により１００万ドル（約１億１０００万円）の賠償金を支払うこととなった。先日テレビ放送されたライフタイム・ドキュメンタリーシリーズ『サヴァイヴィング・Ｒ．ケリー』の中で、女性たちが彼のセクハラ行為を非難していたことに続き、２２日イリノイ州クック郡の検事がＲ．ケリーの１０回に及ぶ性犯罪に判決を言い渡したかたちだ。

　同郡判事のジョン・フィッツジェラルド・ライクＪｒ氏は、Ｒ．ケリーの行為は卑劣極まりないもので、セクハラをされた４人の女性たちそれぞれに２５万ドル（約２８００万円）を支払うことを命じる結果となった。

　ＴＭＺによると先週大陪審が開廷され、問題のセックステープが審理にかけられたそうで、今回の罪状を決めるにあたって極めて重要な証拠となったという。

　Ｒ．ケリーは今回の罪で３月８日に裁判所へと赴くことになる予定だが、彼の弁護士スティーブン・グリーンバーグ氏はＲ．ケリーの罪状について正式な通知をもらってはいないとしている。

　当のＲ．ケリー本人は以前自身の行為を否定していたものの、今回の報道を受けて、レディー・ガガやセリーヌ・ディオンらが、自身のストリーミングサービスからＲ．ケリーとのコラボ曲を削除し話題ともなっていた。　〓

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）