エミリア・クラークが『ゲーム・オブ・スローンズ』の象徴とも言える鉄の王座を持って帰ろうとしたそうだ。同人気ドラマでデナーリス・ターガリエン役を演じるエミリアは、自身を「いい子ぶりっ子」と表現するものの、同ドラマの撮影現場でおちゃめな一面を見せていたようだ。

　「色々持って帰ろうとはしたのよ。ウィッグの下やバッグの中に隠したり。でも何も上手くいかなかった」「王座も無理だったみたい。頑張って押して自分の車に詰め込もうとしたんだけどね」「入らなかったの。だからどうしようもないでしょ？」と冗談交じりに話した。

　そんな王座も登場すると見られるシリーズ最終章は４月１４日に放送が控えているが、エミリアは見る人がショックを受けることになると話す。「すごいことになるわ。それだけはみんなに知っておいて欲しいわね」「最終章ではみんながショックを受けることが待ち構えている」

　そんな最終章に向けては、衣装やカメラチェックなど細部にまでこれまで以上に時間がかけられたことを以前にエミリアは明かしている。「チェックはいつも以上に長いし、衣装は良くなってる。ヘアメイクも少しお洒落になってて、全ての選択、会話、姿勢に『これで終わりだ』っていう雰囲気が漂ってるの。すべてにおいてより緊張感が溢れてるのよ」

　一方でジョン・スノウ役のキット・ハリントンは先日、睡眠不足と疲労に悩まされた撮影の過酷さをこう明かしていた。「『スローンズ』の最終章は僕らをボロボロにするようになっていたように感じるよ。みんな終わりの頃には『もう十分だ。この番組は大好きだし、人生最高の出来事とも言えるし、寂しくなる日が来るだろうけど、もう十分だ』って感じになっていたのを覚えてる」〓

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）