ピンク、17歳で流産していた過去を告白

 ピンク(39)が17歳の時に流産していたことを打ち明けた。現在は夫ケアリー・ハートとの間に7歳と2歳の子供を持つピンクだが、先月26日にリリースしたニューアルバム『ハーツ・トゥ・ビー・ヒューマン』の中で17歳の頃から自分の体が嫌いであったと歌っており、その理由が流産により体がボロボロになったと感じたからであったと今回明かしている。

 USAトゥデイ紙とのインタビューの中でピンクはこう明かす。「あんなこと言ったのは、私は常に男っぽい筋肉質な体つきだけど、そのことではなく、17歳の時に流産したからなの。その子を産むつもりだった。でもそういうことが若い女の子に起こると、自分の体が自分のことを嫌っていて、あたかも体が壊れたかのように感じる。出来るはずのことが出来ていないってね。それ以来何度か流産を経験した。だから自分が恥じていることを口に出すこと、本当の自分、その辛さを口に出すことが大事だと思うの。私はいつもそうやって曲作りをしてきた」

 初めての流産から5年後の22歳になってその辛さと向き合うためにセラピーに通ったというピンクは、親友であり、元アシスタントのローラ・ウィルソンが正しい方向に導いてくれたおかげだと話している。そして曲作りを通じて、どんな状況でも面白いと思える面を見つけようとしているとして、「自分に向き合って、発散することが大事だと思うの。セラピーの良いところは、自分の見えていないところを教えてくれるとこ。あまり気分の良いものではなく、辛いことでもあるけど、その取り組み方を考えさせられる。私が居心地の悪い状況に自らをおいて正直になれる理由は、健康的なユーモアがあるからなんじゃないかな。私はすごく自虐的なタイプだから、人生では誰も避けられないことだけど、悪いことが起こった時はその中でおかしな面を見つけるべき。そうすれば笑って泣けるでしょ」と続けた。(BANG Media International)

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