ジェイ・Z、総資産10億ドル超えでヒップホップ業界の伝説へ

 ジェイ・Z(49)が、ヒップホップミュージシャンとして初めて総資産10億ドル(約1080億円)超えの「ビリオネア」を達成した。フォーブス誌の調べによると、7000万ドル(約76億円)相当のウーバーへの投資をはじめ、ストリーミングサービスのタイダル、ロック・ネイション・スポーツなどの事業、アート作品で7000万ドル、不動産と複数の酒造メーカーで5000万ドル(約54億円)、音楽の著作権で7500万ドル(約81億円)を所有し、世界で最もリッチなラッパーの称号を手にしたかたちだ。

 「ジェイ・Zがコツコツと総計10億ドルの資産をを積み上げ、ビリオネアを達成した一握りのエンターテイナー、初めてのヒップホップアーティストとなりました」と同誌が称賛する一方、ジェイの友人スウィズ・ビーツは、「ヒップホップを超えたものだ。俺たちの文化の青写真だ。俺たちとそっくりで、似た音を作り、俺たちを愛している男が、不可能だと思っていたことを成し遂げたんだ」「奴がビリオネアなら、これからどうなるか想像してくれ。始まったばっかりさ」と更なる期待をかける。

 そんな偉業をやってのけたジェイだが、2005年に3億5000万ドル(約380億円)ほどの資産を所有していた際は、「ラッパーは結局無一文か宿無しになるのが常だ」「誰かがネクストレベルに行く時間だ。そのカルチャーに例外を生み出しドアを開ける時だ」と語っていた。

 ちなみに2014年ドクター・ドレーが自身の音楽レーベル、ビーツ・ミュージックをアップルに売却するなどして、ヒップホップ業界初のビリオネアになるかと見られていたが、税金を引かれ惜しくも10億ドルを下回る結果となっていた。(BANG Media International)

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