デュラン・デュラン、 アポロ11号 記念イベントでドローン300台!?
アポロ11号の月面着陸50周年を記念したデュラン・デュランのコンサートで300台のドローンが駆使されるという。同バンドは16日、フロリダ州にあるケネディ宇宙センターのロケット・ガーデンにて、1969年に故ニール・アームストロング、バズ・オルドリンら2人の宇宙飛行士を乗せて人類初の月面着陸を果たした同機を前にパフォーマンスを披露する。
ドローン使用の経緯について、同バンドのキーボード、ニック・ローズはデイリー・スター紙にこう話している。「ショーの始まりで、300台のドローンが上がり群を成して回るんだ」「自分が見た最も美しい光景の一つだった」「今回のコンサート実現に際して、役所の許可などあらゆることをパスしなければならなかったんだ」「NASAの領空は通常何かを飛ばすのは禁止されている。もちろん300台のドローンだってそう」
ちなみに、今回の記念ライブへの同バンドの抜擢は、1981年のデビューシングルのタイトルが「プラネット・アース」だったことが一因とされている。他にも「ニュー・ムーン・オン・マンデー」やザ・ポリスの「ウォーキング・オン・ザ・ムーン」も同イベントで演奏予定となっている。
一方、チケットの売り上げは全て、地球を離れ月や火星への人類移住を研究、企画する次世代のサポートを掲げるバズ・オルドリン・ファミリー基金に寄付される。チケット1枚300ドル(約3万2000円)の同イベントは、アートデュオのスタジオ・ドリフトによるドローンを使った光で彩られるそうで、他にもDJエヴァリシャスの参加が決まっている。
(BANG Media International)