ホイットニー・ヒューストン、死亡当時11本歯を失っていた 熱湯に沈み皮膚剥離

 歌手のホイットニー・ヒューストンが死亡当時11本の歯を失っていたことが判明した。2012年に、心臓発作とコカインの使用が合わさった浴槽での溺死により死亡したホイットニーだが、検死の報告書によると、歯が11本失われ、眉毛の大部分が抜け落ちていたそうだ。

 今月11日が命日のホイットニーだが、デイリー・ミラー紙が入手した同報告書によると、心臓病の症状は非常に重かったようで、60%閉塞されていた動脈もあったという。死の直前、ロサンゼルスで暮らしていたホイットニーだが、クライブ・デイヴィス主催のグラミー賞前夜祭の日、事前に風呂に入る事にしたようで、アシスタントには喉の痛みを訴えてもいたという。そのアシスタントが後に、13インチ(約33センチ)の焼けるほど熱いお湯の中に沈むホイットニーを発見、関係者らによると、その温度は66度にも及んでいたという。

 ちなみに同報告書にはホイットニーが背中に重度の火傷を負い、足の皮膚は剥離を起こしていたと記されている。また、左ひじの内側には注射の痕があり、両乳房には豊胸手術の線と傷が残っていたそうだ。そして地毛にはかつらが縫い込まれ、検視官によると、ホイットニーの眉毛はまばらだったものの、かつらの下には黒い巻き毛が豊かに生えており、禿げた部分はなかったという。

 今年ホイットニーはデペッシュ・モード、ドゥ-ビー・ブラザーズ、ナイン・インチ・ネイルズ、ノトーリアス・B.I.G.、T・レックスらと共に「ロックの殿堂」入りが決定している。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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