アンジー、コロナ渦中で「完璧な親になるのは不可能」 子育て中の親に呼び掛け
アンジェリーナ・ジョリーは「完璧な親になるのは不可能」だと考えているそうだ。元夫ブラッド・ピットとの間に、11歳から18歳まで6月児を持つアンジェリーナは、新型コロナウイルス感染拡大下での子育ての中、要望に常に応じられることはできないと実感したという。
タイム誌による子供を持つ親向けのニュースレターの中でアンジェリーナはこう綴る。「パンデミックの渦中にあり、全ての母親と父親が子供と自宅にいると思います。皆さん全てを正しくこなし、全ての要望に応え、冷静さと前向きさを保とうと願っておられることでしょう。私の助けになったことがあるとすれば、それが不可能であると知ることです」
そして子供たちが親に求めているのは完璧さではなく、自分の間違えを認める正直さだと続ける。「子供たちが自分に完璧さを求めていないと知るのは嬉しいものです。子供たちは私たちに正直さだけを求めているのです。そして全力を尽くしていることを。実際のところ、親が弱いところに子供たちが最高になろうとするスペースがあればあるほど、子供たちは強くなるものです。子供たちはあなたのことを愛します。そして助けたいと思ってくれます。結局のところ、あなたはチームを築いているのですから。そして子供たちがあなたを育てているところもあります。親子共に成長するのです」
そして2002年に長男のマドックスをカンボジアから養子に引き取った時を振り返り、「愛することは難しくありませんでした。誰かに、私の人生よりも大きな何かに、尽くすことは難しくもありませんでした。一番難しかったのは、その時点から、全てが上手く言っていることを確認すべき存在に自分がなる必要があるのだと知ったことです。管理して、上手くいかせる。食事から学校、医療まで。何であろうと。そして親になること」「それまでのように常に空想にふけるのは止め、やっていることについて突然手を止めて、必要な答えを与える準備が整っているようにしなければならないと気づきました。それは新たに得た能力でした」と続けている。(BANG Media International/デイリースポーツ)