大物映画監督 自身の作品出演の娘が受けた厳しい批判「父親の映画を台なしにした」
フランシス・フォード・コッポラ(81)によると、娘のソフィア・コッポラ (49) は「ゴッドファーザー PART3」での演技を批評家に厳しく批判され深く傷ついていたのだそうだ。
当時まだ18歳だった、今では監督兼脚本家として活躍するソフィアについて、コッポラはガーディアン紙にこう語っている。「人生とは素晴らしい脚本家だ。私の娘ソフィアは『ゴッドファーザー PART3』 の演技で不当な酷い批評を受けたんだ。彼女はまだたったの18歳で、父親の映画を台なしにしたと言われた。子どもにとっては深い傷でかわいそうだった。彼らが銃を向けたのは私なんだけど、彼女が弾丸を受けた。彼女は今では私より有名な映画監督だから、最後に笑ったのは彼女だけどね」
また、コッポラは「ゴッドファーザー」作品を今後作るつもりはないとして「私と『ゴッドファーザー』はもうおしまい。(脚本家の)マリオ・プーゾが書いたまだ使っていないものがある。でも『ゴッドファーザー』は私ではなくて、パラマウントが所有していて、もっと作ると彼らが決めることは大いにあり得る。私は自分の3部作は完成したと感じている。私にはほかにやりたいことがあるしね」「映画を公開するのはスポーツチームを追うようなものだ。いつもため息をつくことになる。映画を公開した後は落胆を感じていても、いつも安どする」と続けた。
コッポラは81歳の今でも映画作りへの意欲が満々なようだ。「私は未来に関する映画を作りたいんだよ。詩人アルフレッド・テニスンの言葉を知っているかい?『未来へ潜りこむ、人間の目で見えるところまで。世界のビジョンを見た。全ての不可思議なことも…』これが私の作りたい映画なんだ。『メガロポリス』というタイトルになるだろう。私は81歳だから、これを製作するのに十分な年月があることを願うよ。世界の子供たちに美しい未来のビジョンを与えたいんだ。ポジティブなね。それは地球上の天国であって、私はそれが可能だと本当に思っているよ」(BANG Media International/デイリースポーツ)