英ギタリスト 初期のコンサート記憶は皆無 アルコール依存で「酔った勢いで面白半分にやっていた」
英ギタリストのスラッシュはアルコール依存だったため、初期のコンサートの記憶がないそうだ。
ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるスラッシュは1996年にブルースのカバーグループ、スラッシュズ・ブルース・ボールを結成、当時の同バンドでのライブについてピープル誌にこう回想している。「酔った勢いで面白半分にやっていたんだ」「あの頃のライブの記憶は全くない」「初めて彼ら(スラッシュズ・ブルース・ボールのメンバー)に会った時、何人かはザ・スクリーミング・カクテル・アワーというバンドでプレイしていたんだ。ロギーズやベイクド・ポテト、コージーズなど地元ロサンゼルス中の小さなブルースの店で演奏していた素晴らしいブルースバンドだった」「他にも何人か仲間ができたから一緒に回り始めたんだけど、それが実際のツアーになっていった。2,3年やったりやらなかったりを続けてヨーロッパにも行くことができた」
同バンドのセットリストはスラッシュの最近のブルースアルバム『オージィ・オブ・ザ・ダムド』にも影響を与えているそうだ。
そんなスラッシュは今年7月に「S.E.R.P.E.N.Tフェスティバル」ツアーを敢行、ゲストにウォーレン・ヘインズ・バンド、ケブ・モ、クリストーン・“キングフィッシュ”・イングラム、ロバート・ランドルフ、サマンサ・フィッシュ、エリック・ゲイルズら豪華アーティストを迎える予定だ。
同ツアーについてスラッシュはこう語っている。「ブルース・ボールのことはそんなに覚えていないけど、(S.E.R.P.E.N.Tフェスティバルは)ただビールを飲むためにツアーを回っていただけの酔っ払いのクラブバンドとは異なるよ」