オルフェ帰厩 池江師「昨年より上」

 昨年の2着に続き凱旋門賞・仏G1(10月6日・ロンシャン)へ挑戦するオルフェーヴル(牡5歳、栗東・池江)が15日、放牧先である滋賀県のノーザンファームしがらきから栗東トレセンに帰厩した。

 運動誘発性肺出血のため宝塚記念を回避したが、その後は順調に回復。池江師は「肺の毛細血管修復のため3週間ウオーキングマシンで運動を行い、7月中旬から乗り出しました」とこれまでの経緯を話し、「昨年のこの時期はもうひとつ状態が良くなかった。不安を抱えてフランスへ向かい、フォワ賞を叩いてグッと良くなったけど、今年は昨年よりもいい状態」と仕上がりの良さに目を細めた。

 今後は17日に検疫厩舎に入り、21日に追い切りを行う予定で、23日に栗東を出発して24日の成田発の便で出国。昨年制したフォワ賞・仏G2(9月15日・ロンシャン)から本番に向かう。

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