【シンザン記念】フェリーチェ巻き返す

 「シンザン記念・G3」(11日、京都)

 ロードフェリーチェが明け3歳の重賞第1弾で躍動する。スムーズさを欠いた前走(5着)は度外視できる。持ち前の鋭い決め脚を生かして重賞タイトルをゲットする。

 巻き返しを誓う。ロードフェリーチェは前走の千両賞が5着。メンバー中、3番目に速い上がり3F34秒2で追い込み、しまいの脚は目立っていた。ただ、昆師は納得いかない様子。「進路を探しながらで脚を余した。力を出し切ったとは思わない。消化不良だね」。もっとやれる手応えがある。だから、自己条件ではなく、デビュー3戦目となる今回は重賞挑戦を選択した。

 勝った新馬戦も前走もゲートは一息だった。発馬さえスムーズなら、もっといいパフォーマンスができるのでは?そう思いがちだが、トレーナーは否定する。「カッとしているところがあるし、出過ぎても困る。発馬が決まれば、ただの掛かる馬になってしまう可能性もあるからね。デビュー前から、抑えてしまいを生かす競馬をしたかったから(ゲートが)遅くていいんだ」。持ち味の決め手を信頼している。

 全休日明けの7日は栗東坂路で4F76秒6を計時。軽めの調整で息を整えた。「まだ子供っぽいところはあるけど、メリハリがついてきた。今回の方が雰囲気は良さそうに思う」と前2走を上回る出来に目を細めた。

 11年2着馬オルフェーヴル、12年勝ち馬ジェンティルドンナ、さらに昨年の勝ち馬ミッキーアイルなど、のちのG1ホースを輩出している出世レース。素質豊かなハービンジャー産駒が3歳最初の重賞をつかみ取る。

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