【びわこボート】大久保信一郎がエース機パワー爆発
「秩父宮妃記念杯・G2」(14日、びわこ)
エース47号機に乗る大久保信一郎(42)=佐賀・88期・A2=が、準優でやっと本領を発揮した。
レースは、前日に西山貴浩(福岡)が前付け宣言をしていたが動けず、S展示同様の3対3の枠なり。5コースとなった大久保は、スリットでコンマ04のトップSを決めると1M鮮やかなまくり差しで、バックでは逃げを狙う平本真之(愛知)と並走。2周ホームでも優勢に運んだが、2周1M冷静だった平本に差され2着での優出になった。「伸びに寄せた分、出足、回り足はちょっと余裕がなかった。仕方ないですね」とがっかり。それでも「ホームの足も、バックの足も仕上がっていた。伸びに寄せても1Mいいターンができた」とレースには納得していた。
優勝戦はこの伸びなら台風の目となりそう。「気温が上がってもその調整はあるのでまたしっかりと合わせる」と優勝戦でもエース機パワーをしっかりと引き出し、一発を狙っている。