１０時５８分の満潮時刻に行われた３ＲのＳ展示。水面はここをピークに下がって行く。３Ｒはチルト３度でシリーズを沸かせた田中が５号艇。田中マークに出る選手が続出した中、下條は田中の内、５コースを選択。並びは１２３・４６５となり全艇が速いＳを踏み込んだ。バックは向かい風だが、田中の出した展示タイムは６秒４３と群を抜いている。最近のチルト３度の完成度ではかなりのレベルだ。だが、満潮、追い風でまくることは困難。３日目の９Ｒではセンター枠の南が田中に追い付いていた。田中のチルト３度は準優の楽しみとして、本線は松江の逃げと井芹の差し。さばき的確な南と実力上位の下條のターン力に期待。田中のチルト３は道中粘れる足で２、３着は十分。