清埜翔子 金の縁取りヘルメットで飛翔だ

 【第104回】清埜翔子(29)=埼玉・111期=

 今回登場する清埜には、名前のように“清々しい(すがすがしい)”イメージがある。ところがピットで着用しているウエアは黒、紺が多い。透明感のある存在だけに、対照的なこの色は、よく映えている。

 ヘルメットには黄色を基調に黒の幾何学模様が入っている。このデザインは師匠の須藤博倫をはじめとしたグループの先輩たちと同じようなものとなっている。「黄色は目立つし、好き。一番最初に(ヘルメットを)変えたときは全部黄色で、その後オレンジと黄色のグラデーションの感じにしましたが、あまり成績が良くなかったので、また黄色に戻しました」。

 現在のヘルメットは昨年末から使用。「名前の部分のデザインを変えています。金を使ったり、赤を使っています」。ヘルメットの下の部分にローマ字で名前の”Shoko(翔子)”と、登録番号“4738”が金の縁取りに赤と白のグラデーションで記されている。

 このデザインのヘルメットを使用した効果が出ている。「成績が良くなっています」と笑顔を浮かべる。21年前期の適用勝率は3・45だったが、21年後期勝率は4・81までに回復した。4月13~16日の戸田では同支部の中沢和志をはじめ、赤岩善生、辻栄蔵、上平真二ら男子の一線級にまじって2年2カ月ぶりの優出を果たした。

 「A級(昇格)と優勝することが目標ですが、1走1走レースをしっかり走る。そうすれば今後につながる」。幸運を呼ぶ“金の縁取り”のヘルメットで、頂点の座へ飛翔する日を夢見ている。

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