大石真央〝安あがり〟でもお気に入り
【第158回】大石真央(24)=静岡・124期=
大石が初めてデザインしたヘルメットは昨年秋から使用している。「去年の8月に作り出したんですが、時間がなくて…。ネットで好きな感じの絵や漫画、ヘルメットの後ろには登録番号を入れて作りました。あとは実家で飼っているワンちゃんのパグ、チワワ、ミニチュアダックスを妹が丸い感じにかわいく描いてくれた」と女の子らしいかわいい感じに仕上がっている。
出来上がったヘルメットを見て、「本当はいろいろとやりたかったけど、複雑だと値段が高くなるんですよね。安くあげるためにこの感じに。でもめちゃくちゃいい感じで、最初は一発で気に入りました」と大満足している。「ただ、使っているうちに汚れてきたので大事に使わないといけないなと今は思っています」とニッコリ笑っていた。
「次はもっと時間をかけてしっかりとデザインを練りたいです。2年あるしじっくりと考える」と次回のヘルメットはもっと期待ができそうだ。
レースの方は589走で1着33回と大物の片りんを感じさせているが、「エンジンも良ければ攻めるレースもできるが、まだ展開待ちのところがあるし、道中も余裕がないです」と、まだ課題も山積みのようだ。「地力を付けて、先輩の(池田)浩美さんのようなかっこいいレースがしたいです」と、豪快さを武器に頑張って欲しい。