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【松阪競輪】めきめきと力をつける岡本総が存在感を発揮

めきめきと力をつけている岡本総
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 「蒲生氏郷杯王座競輪・G3」(25日開幕、松阪)

 右肩上がりで力をつけている岡本総(30)=愛知・105期・S2。昨年7月に初のS級へ昇格すると、その勢いのままに競走得点もあっという間に100点オーバー。前走の岸和田F1では、うれしいS級初優勝を飾った。

 岸和田の決勝戦では、最終ホームで落車事故が発生したが、うまく回避して、同じ単騎戦だった土屋壮登(埼玉)の仕掛けに乗り、直線で抜け出した。「前回の優勝は落車をうまく切り抜けられた。自分の中では優勝できると思ってなかった。自信ではないけど、気持ちは楽になりましたね」と喜ぶ。

 今回は気分よく記念の舞台に登場。「体調面もキープできているし、前回の優勝を今回の記念につなげたい」。縦の脚だけでなく、飛び付きなど器用な立ち回りができるのも、岡本の強さの秘訣(ひけつ)。初日6Rは柴崎俊光(三重)、松尾淳(岐阜)を引き連れて、ラインでの上位独占を目指す。

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