昨年１０月に受けた右肘手術からの復帰を目指すエンゼルスの大谷翔平投手（２４）が今季開幕戦に間に合わないことが１月３１日（日本時間２月１日）、分かった。エンゼルスのビリー・エプラーＧＭがこの日、電話会見で明かした。

　大谷は２１日の渡米後にロサンゼルスで執刀医のエラトロッシュ医師の診断を受けた。エプラーＧＭによると、経過は良好で右肘の可動域も戻っており、「今までは主に下半身と左側のトレーニングを行っていたが、明日からは右半身の筋力トレーニングを開始し、強度を高めていく。そのうち素振りもできるようになる」と、次の段階に進むことを明かした。

　すでに今季は打者に専念することが決まっている大谷。注目される復帰時期に関して同ＧＭは「（リハビリの）進行のタイミング的に開幕に復帰することができないのははっきりしている。復帰までにいろんな段階があるため、現時点で復帰時期について答えることはできない」と明言を避けた。