日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）の選手強化本部長を務める橋本聖子参院議員（４９）が、フィギュアスケート男子の高橋大輔選手（２８）にキスを強要したと、２０日発売の「週刊文春」で報じられた。橋本議員は同日、「キスを強制した事実はない」とコメントを発表したが、議員のフェイスブック（ＦＢ）には、批判が殺到している。

　週刊文春には、ソチ五輪の閉会式後に選手村で開かれた打ち上げパーティで、橋本議員が高橋に抱きついて唇や顔にキスする写真が掲載されている。

　ある女性は「キス写真見ました。あんな写真を撮られておいて『強制はしてない』とか言ってますが、政治家として１人の母親として恥ずかしくないのでしょうか？現役時代は大好きで憧れてましたが、今回はさすがに幻滅しました。これからは何言ってもキス画像が思い浮かぶでしょう。」と批判。

　また、別の女性は「恥を知りなさい。自分の立場を利用して若い選手にキスをする。今後、どんなに素晴らしい選手の演技を見ても、このことが思い出されて、不潔なものに思えるでしょう。夫も、子どももいる身でありながら、許されることではありません。議員は潔くお辞めになって下さい。」と厳しい声を寄せた。

　ほかにもキス写真を転載し、「これはどういうことでしょうか？」と問いただす男性のコメントもあった。

　なお橋本議員のＦＢには、高橋選手のピース写真や、羽生結弦選手とのツーショット写真なども掲載されている。