女優でタレントの平愛梨（２９）が８日、都内で行われた「スマホ小説大賞２０１４」授賞式にプレゼンターとして出席。小説家・石田衣良氏（５４）から、脚本構成力を絶賛された。

　平は司会者から、書きたい小説を尋ねられると、「女優姉妹」というアイデアを披露。「明るい妹が女優となり、内気な姉もいつしか女優の世界に足を踏み入れる」というサクセスストーリーだと説明し、「妹がいるので、映像化されたらわたしは姉役を演じたい」と妄想を膨らませた。

　平の妹、平祐奈＝たいら・ゆうな＝（１５）も女優として活動している。

　審査員を務めた石田氏は、わずかな時間で細かい設定まで考えた平を絶賛。「本当に読みたいです。今から書いて、来年応募したらぼくが賞に入れますから」と“密約”まで交わし、“小説家デビュー”に一歩前進していた。

　「スマホ小説大賞」は投稿サイト「Ｅ★エブリスタ」が運営する文学賞。昨年までは「電子書籍大賞」として実施され、「王様ゲーム」（１１年）、「奴隷区」（１４年）など、映画化された作品も輩出している。