島袋寛子 上原への思いに声詰まらせる
SPEEDの島袋寛子(30)が3日、都内で行われたミュージカル「ヴェローナの二紳士」(東京・日生劇場 12月7~28日など全国4カ所で公演)の製作発表に出席。9月25日に夫でET‐KINGのTENNさんを自殺という形で失ったメンバーの上原多香子(31)について、初めてコメントした。上原に対する質問に涙で声を詰まらせる場面もあった。
島袋はTENNさんが亡くなった25日朝、東京から大阪の自宅まで駆けつけ、付き添った。しかし、9月28日に沖縄で行われたFM局のイベントに出演するため、27日の通夜、28日の葬儀・告別式には参列できず、後ろ髪を引かれる思いで大阪を離れていた。
上原とは何か話したか?と聞かれた島袋は「連絡は取れる時にとっています。しかしながら、今日はこういった場なので…」と、時折、上原のことを思い出して声を詰まらせた。
続けて「かける言葉は見つからないですね。今日は本当にすいません。ごめんなさい」と質問した記者の目を真っすぐ見ながら応えた。
舞台は、演出家・宮本亜門氏(56)が手がけるシェイクスピアの初期の傑作喜劇。中心となる2紳士を西川貴教(44)と堂珍嘉邦(35)が演じ、島袋は主人公の恋人ジュリア役を務める。
SPEEDのメンバーでは今井絵理子(31)が28日の葬儀・告別式まで上原に付き添った。