月組新人公演、初主演の朝美絢

 宝塚歌劇団月組新人公演「PUCK」が21日、兵庫県の宝塚大劇場で行われ、入団6年目の朝美絢(あさみ・じゅん)が初主演を務めた。

 「PUCK」は涼風真世が初演し、今回が22年ぶりの再演。そんな名作で初新人公演主演というプレッシャーにもかかわらず、朝美は終始落ち着き、舞台を勤め上げた。途中ローラースケートがうまく履けないハプニングにも柔軟に対処し、客席の笑いを取るなど大物ぶりを発揮。終演後も涙を浮かべ、声を詰まらせながらも「お客様は神さまです」と堂々とあいさつし、笑いと熱い拍手を浴びた。

 今回は公演前半に「100周年記念宝塚大運動会」があったため、通常よりもタイトな日程となった。しかし朝美は「運動会に向かって一つになった力が、運動会後は新人公演への団結力となりました。すごくいい影響を与えてくれたと思います」と、出色のできとなった舞台を振り返った。

 本役のトップスター龍真咲(りゅう・まさき)がタカラヅカ屈指の歌い手だが、朝美も朗々と歌声を響かせた。「でもラストの歌への盛り上がりが…。もっとよいものにしたい」と東京の新人公演への課題を口にした。

 また元プロ野球南海などで投手として活躍した山内和宏氏の次女で、前回の新人公演で主演した暁千星(あかつき・ちせい)は、22年前に天海祐希が本役で演じたロックスター役を演じ、得意のダンスを披露した。

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