シンガーソングライター・もんたよしのり（６５）が８日、兵庫県神戸市のデイリースポーツを訪れ、５月２７日に開催する「俺らだけのヒットパレード　ＰＯＷＥＲ　ＯＦ　ＶＯＩＣＥ」（神戸国際会館こくさいホール）への来場を呼びかけた。

　１９８０年に代表曲「ダンシング・オールナイト」をリリース。当時から３６年が経つ。もんたは、今回のステージに会社員なら定年を迎える同世代に元気を届けたいという思いを込め「（昔を）懐かしむだけじゃなく未来があんねんで、と。年をとっても未来を切り開こう」とメッセージ。「（ライブで）明日からまた頑張ろうと思ってもらえたら成功やね」と意気込む。

　他にも上田正樹（６６）、夏川りみ（４２）、大橋純子（６５）といった実力派が出演。テンポの速いハウス・ミュージックを得意とするオーケストラバンド「Ａ　Ｈｕｎｄｒｅｄ　Ｂｉｒｄｓ」を率いてのライブとなり、ヒューマンビートボックスを取り入れる演出も。ただ、懐メロを楽しんでもらうのではなく、現代的なアレンジが見どころだ。

　神戸での開催に特別な意味がある。同市東灘区出身のもんたは「地元やし仲間もいっぱいいる」と“本拠地”でのパフォーマンスを楽しみにしている様子。また、「俺らだけの－」を今後も継続し全国を回りたい考え。「頑張って続けたい。俺の心の中にある夢ですよね」と語る姿に老け込む様子はない。

　なお、今月２２日には大阪市北区の「ｕｍｅｄａ　ＡＫＡＳＯ」でライブイベントを開催する予定。