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黒田、9勝目で日米通算180勝

2014年8月24日

日米通算180勝を飾った黒田

日米通算180勝を飾った黒田

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 試合後の黒田は「状態は良くなかったので粘り強く、という気持ちでした。味方より1点多く取られないというのが大事。大量失点をなくさないといけないと思ってました」とビッグイニングをつくらなかったことを勝因に挙げた。4月7、12日以来となる2登板連続勝利に「こういう展開でなかなか勝ちが拾えなかった。体力的にきついところで勝ちが付くのは大きい」と表情を緩めた。

 二回の三者連続を含め、左打者から奪った4つの三振はすべてスプリットだった。「左バッターに対して勝負どころはスプリットで行こうと思ってました。初回に高めに浮いたところを打たれましたけど根気よく低めに集めた」。その一方でツーシームに関しては「凡打の仕方を見ると自分の中では納得できなかった」と自らダメ出し。アブレイユとラミレスの右の好打者に対しては内角を攻め続けたが「もう少し深く入っていかないといけない」と反省を口にした。

 次回先発は28日(同29日)のタイガース戦を予定。5年連続2桁勝利、そして、日本人初のメジャー全30球団勝利が懸かった試合となるが、「どこが相手でも勝ちたい。タイガース戦っていうのをあまり意識し過ぎず、まずはチームが勝てるピッチングをしたいと思います」と自然体を強調した。

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