亀田興毅が内心吐露「正直辛いです」

 WBA世界スーパーフライ級王者・河野公平(ワタナベ)戦の興行権入札が、双方の合意により中止になった同級2位で指名挑戦者の亀田興毅(UNITED)が18日、亀田プロモーションを通じてコメントを発表した。

 それによると、回避は「もし、入札が行われたとしても、両者にとっても非常に難しい状況となる」と考えたことが理由。亀田は前回の試合から既に10カ月たつが「まだこの先も見えない状況で、正直辛いです」と内心を吐露した。

 しかし、同じく試合間隔が開いている河野についても「同じボクサーとして河野選手の気持ちは良く分かります」と思いを分かち合った。

 その上で「今回の件では自分が一回引くことで、お互いが先に進めるのではないかと思いました」とし「河野選手には絶対に次戦で勝って頂いて、その次には自分が挑戦者として河野選手に挑戦できることを願っています」と「次の次」を見据えた。

 亀田興毅は現在、弟のWBO世界バンタム級王者の和毅とともにフィリピンで合宿中。いつか実現する試合に備えてトレーニングしている。

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