三浦隆司がKO宣言「どのパンチでも」

調印式を終えポーズを決める三浦隆司(右)とエドガル・プエルタ=都内のホテル(撮影・会津智海)
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 22日に横浜プールで行われるボクシングのWBC世界スーパーフェザー級およびWBC世界フライ級タイトルマッチの調印式と記者会見が20日、都内のホテルで行われた。3度目の防衛戦に臨むスーパーフェザー級王者三浦隆司(帝拳)は、「体調はいいです。どのパンチでも倒せる自信があるので、当日の試合で見てほしい。ノックアウトで勝つイメージしかない」と堂々とKO勝ちを宣言した。昨年の大みそか以来のリングとなるものの、「ディフェンスや体のバランスが良くなって、以前より強くなった実感がある。いい試合になると思うので期待してください」と、一段とスケールアップした姿を披露することを誓った。

 挑戦者の同級1位エドガル・プエルタ(メキシコ)は、「ミウラはとてもパワフルで好戦的なチャンピオンだが、いろいろと研究してきた。相手の出方によってリズムを変える戦い方をしたい。試合中に2、3回大きな衝突があるだろう」と果敢に打ち合いに挑むことをほのめかした。

 また、3階級制覇のフライ級王者ローマン・ゴンサレスは、「もう準備は万端だ。今回の試合はまず勝利を念頭に置いているが。神様のお許しがあればKOを狙いたい」と初防衛へ意欲満々。9月に前王者の八重樫東(大橋)からベルトを奪ったばかりだが、「このシチュエーションを幸せに思う。コンビネーションを駆使して勇敢に戦う」と試合間隔の短さに対する不安説を一蹴してみせた。

 無敵のロマゴンに挑む挑戦者の同級8位ロッキー・フェンテス(フィリピン)も、「気持ちを強く持ってチャレンジャーらしく積極的に戦う。ベストを尽くす」と全力投球を約束した。

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