高山と大平がIBF王座決定戦
前IBF世界ミニマム級王者で同級3位の高山勝成(仲里)と、同級6位で日本同級王者の大平剛(花形)とのIBF世界同級王座決定戦が12月31日、大阪・ボディ・メーカーコロシアムで行われることが25日、都内で発表された。
WBO・IBF同級王者のフランシスコ・ロドリゲスJr.(メキシコ)が減量苦のためIBF王座を返上し、IBFが高山と大平の決定戦を指示した。
高山は8月、4団体制覇を目指したロドリゲス・ジュニアとのIBF・WBO同級世界王座統一戦に敗れ、王座陥落。今回はIBF王座復帰がかかる。「年内に世界再挑戦できるとは思わなかったので感謝している。大平選手はスピーディーでパンチのスピードもあるので負けないようにしたい」と話した。
一方、大平は1月17日に決定戦を制し、初の日本王座を獲得。以後、2度の防衛に成功しており、世界挑戦のチャンスを狙っていた。「世界戦は一生に一度のチャンスと思う。しっかりものにしたい」と健闘を誓った。
同日は元世界2階級王者でWBAフライ級3位の井岡一翔(井岡)対元同級暫定王者のジャン・ピエロ・ペレス(ベネズエラ)のノンタイトル10回戦も行われる。