大仁田厚「どっちが金の雨降らせるか」
“邪道”大仁田厚(58)が16日、東京都江東区木場のデイリースポーツに来社。超戦闘プロレスFMWの後楽園ホール初進出となる22日の「FMW設立25+2周年記念試合・原点回帰」年内最終戦で王座決定戦が行われる新設のFMW認定世界ストリートファイト6人タッグ王座(仮称)のチャンピオンベルトを初公開した。
同大会では田中将斗、保坂秀樹と組むFMW軍で、NOSAWA論外&雷神矢口&橋本友彦のW★INGモンスター軍との団体運営権&会社経営権争奪並びに同王座決定戦に挑む大仁田。真新しいベルトを前に「FMWの原点であるストリートファイトの6人タッグが誕生したお披露目。ボクからハードコアが全世界に広まったわけで、テリー・ファンク、トミー・ドリーマーら歴代のハードコアの選手から推薦されて作られたベルト」と説明した。
だが、敗れれば、そのベルトだけでなく山近義幸代表が持つ79%の株式まで奪われ、経営がW★ING軍に移る。危険な戦いを前に「負けるとW★INGプロレスになってしまう。W★INGはFMWが核分裂してできた因縁もあって、負けたくない思いはある」と闘志をみなぎらせた。
さらに、リングの上にはお金が入った大きな金色の玉が吊されるという。邪道は「勝った方がそれを割る。どっちが金の雨を降らせるかだよ」と、どこかで聞いたような言葉で不敵に笑った。血の雨と金の雨が降る22日の決戦に注目だ。