村田がロス合宿出発「次へのスイッチ」
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WBC世界ミドル級5位など、世界主要4団体で世界ランキング入りする村田諒太(30)=帝拳=が7日、成田発の航空機で米ロサンゼルスに次戦に備え、スパーリングを中心とする合宿に出発した。
村田は1月30日に中国・上海でガストン・アレハンドロ・ベガ(アルゼンチン)に2回KO勝ち。この結果に本田明彦帝拳ジム会長は「年内に世界戦をやらせる」と明言している。
それだけに、今回の合宿は大きな意味を持つ。村田自身「いろんなタイプの選手と手を合わせたい。このタイプは得意、あるいは苦手とか見極めて、次の試合のためのスイッチを入れたい」と、明確な目的を口にした。
次戦は未定だが、合宿は2、3週間になる予定。村田は「体の調子と相談して(期間は)考えたい。ジムは一カ所だけでなくいくと思うし、2週間なら30ラウンドはやると思う」とプランを口にした。