村田諒太 14日香港でノンタイトル戦
「ボクシング ミドル級ノンタイトル10回戦」(14日、中国・香港)
WBC世界ミドル級5位、IBF同3位、WBO同7位、WBA同9位の村田諒太(30)=帝拳=が現地入り前日の11日、都内のジムで最終調整を行った。対戦相手はブラジル同級のフェリペ・サントス・ペドロソで、村田にとってはプロ第10戦となる。
「向こうでは動けるかどうか分からない」という現地事情に備えたウエートコントロール。上下サウナスーツを着込んで、シャドーボクシングと縄跳びなどたっぷり汗を絞った。練習後は2キロ減、契約体重から200グラムアンダーの73・2キロとし「さすがの代謝ですね」と満足そうだった。
本田明彦会長から、ガードを念押しされる場面もあった。「まともにもらわないよう、基本の確認です。軽量級と中・重量級を女子バレー、男子バレーに例えると、ラリーがあるかないかの違い。八重樫(東)先輩のクラスはラリー、僕たちのクラスはラリー、打ち合いがない。一発で終わるかもしれないのでガードが大事」と、油断はない。
今回、米ラスベガスで40ラウンド、帰国後は73ラウンドと多めのスパーリングをこなした。90キロを超える大型選手とも拳を交え「今度の相手が動くタイプでないので、でかいのとやってよかった。あれだけでかいのでも僕のプレスを受け止められないのだから、70キロの人間では受け止められない」と自信を見せた。
5月は村田ファミリーにとって大事な月でもある。「6日が長女(佳織ちゃん・2歳)の誕生日で、10日が結婚記念日、それから13日が長男(晴道くん・5歳)の誕生日。試合に勝っていい形で祝いたいですね」と笑顔を見せた。
村田は、今回の勝利を前提に、7月23日に米ロサンゼルスかラスベガスで第11戦を行うことも決まっている。世界王座獲得へ向け正念場が続く。
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