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故障の新大関豪栄道、平幕と稽古

2014年9月6日

 稽古を終え、師匠の境川親方(右)に声を掛けられる豪栄道(中央)=東京都足立区の境川部屋

 稽古を終え、師匠の境川親方(右)に声を掛けられる豪栄道(中央)=東京都足立区の境川部屋

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 左膝に故障を抱える大相撲の新大関豪栄道が6日、東京都足立区の境川部屋で技巧派の平幕佐田の海と17番取り、14勝した。前日の横綱審議委員会による稽古総見では相撲を取らなかったが、14日初日の秋場所(両国国技館)に向け「少し安心しました。まあ何とかなりそうな気がします」と順調な回復に、胸をなで下ろした。

 踏み込んでから右四つ左上手で低く頭をつけての寄りは、徐々に鋭さを増していき「前に出ることは何ともない」という。いなし、出し投げなど横から揺さぶられた時に不安が残ることには「まだ対応できていない。痛みはないけど、ちょっとした恐怖心とかはある」と率直に話した。