“BOX界の上戸彩”宮尾金メダルヘアだ
「WBA女子世界ライトミニマム級タイトルマッチ」(16日、大阪千里中央よみうり文化ホール)
女子ボクシングのダブル世界戦の予備検診が14日、大阪市内のJBC関西事務局と都内のJBC本部事務局でそれぞれ行われた。挑戦者の宮尾綾香(大橋)は都内で受診後に大阪へ移動し、髪をいくつかのブロックに分けてトウモロコシ状に編み込む髪形コーンロウにセット。女子レスリング代表の伊調馨もロンドン五輪で取り入れた“金メダルヘア”でヒョウ柄の髪で知られる王者・安藤麻里(フュチュール)に挑む。
髪形でも負けない。“ボクシング界の上戸彩”宮尾は、この日の夕方に大阪の美容院に予約を入れており、「コーンロウにするつもりです」と明言した。
過去に試合で何度か取り入れている“勝負ヘア”。邪魔にならない、打たれても髪が乱れないので印象が悪くならないという利点がある。女子レスリングの伊調馨、吉田沙保里らが取り入れて金メダルを獲得した、勢いのある髪形で、奇抜なヒョウ柄短髪で知られる王者・安藤と対峙(たいじ)する。
予備検診では、脈拍が宮尾は46回、安藤は56回を記録し、松本好二トレーナーは「2人ともスポーツ心臓だが、スタミナは宮尾に分がある」と分析。リーチは宮尾が6センチ短かったが「気にしたことはない。いつも通りやればいい」と平常心を強調した。勝敗は“髪”のみぞ知る!?