内山に海外進出プラン テレ東50周年
「WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」(12月31日、大田区総合体育館)
王者・内山高志(ワタナベ)に来年の海外進出プランが浮上していることが20日、分かった。内山の試合を放送するテレビ東京が来年から始める開局50周年記念事業の一環として、同局の伴田昭典プロデューサーは「ウチとしては(海外に)行きたい。夢を持てるような大きな試合をやらないと」と、実現に前向きな姿勢を示した。
内山は海外進出を希望しているが、ジムの渡辺均会長が「海外は名前が売れるまではファイトマネーは少ない。やりたいが、日本でやるよりメリットがなければ難しい」と話すなど、ビジネス面の問題があった。だが、テレビ東京のバックアップ次第では、その問題も解決する可能性がある。
実現には、大みそかのV6が絶対条件。この日、練習を公開した内山は「相手は身長が低くて前に出るので、ショートパンチを練習してきた」と、対策に抜かりはない。来年は“世界の内山”元年にする。