友人と対戦の山中「やりがいある」

 ボクシングの帝拳ジムは23日、都内のホテルで会見し、4月8日に東京・両国国技館で、トリプル世界戦を行うことを発表した。WBCバンタム級王者の山中慎介(30)=帝拳=が同級1位マルコム・ツニャカオ(真正、フィリピン)と3度目の防衛戦を行う。

 山中は3戦連続で元世界王者との防衛戦。しかも、今回は友人との対戦だ。昨年12月の挑戦者決定戦を制したツニャカオを「会えば話をする仲。スピードがあってディフェンスもいいので、本当にやりがいがある」と歓迎する。

 リング上で友情は関係ない。「決まる前は複雑な気持ちだったが、決まった瞬間に気合が入った。自分は今、本当に自信を持ってますし、強いと思っている」。早くも必勝宣言を出した王者は「目標は統一王者。結果を出してやりたい」と、WBA同級王者の亀田興毅を含めた他団体との統一戦を望んだ。29日には五十嵐、三浦とともに米ハワイ合宿へ出発する。

 対する元WBC世界フライ級王者ツニャカオは12年ぶりの世界戦。「挑戦の機会をいただいて非常に燃えている。山中選手はすばらしい王者。リングの外では親友だが、リングの中ではライバルだ」と闘志を燃やした。

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